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<もんじゅ>再開1週間 トラブル続出(毎日新聞)

 高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)が14年5カ月ぶりに運転を再開して13日で丸1週間となる。この間、装置故障やトラブルの公表遅れ、原子炉の制御棒操作ミスなどが頻発し、国が注意、指導したり、検証を指示する事態になっている。95年のナトリウム漏れ事故で情報隠しを繰り返し、「動燃体質」と批判された日本原子力研究開発機構(原子力機構、当時は動力炉・核燃料開発事業団)。再開直後の不手際に国や地元から注がれる視線は厳しい。【酒造唯、安藤大介、関東晋慈、山田大輔】

 運転再開初日の6日夜、原子炉容器内の燃料破損の検知装置が警報を出し、同じ装置が7日午前10時過ぎからさらに5回鳴動した。3台ある同タイプのうち2台目も調子が悪くなり停止した。

 再開前、原子力政策を安全面で監視する経済産業省原子力安全・保安院は、最初のトラブルは事の大小を問わず迅速に公表するよう原子力機構に念押ししていたが、警報後の7日午前10時の定例会見でも公表されなかった。運転試験に立ち会っていた保安院は「速やかに公表すべきだ」として独自に記者発表。原子力機構が福井県と敦賀市に連絡したのは同午前11時半ごろだった。

 トラブルをいつどのように公表するのか、原子力機構内で意思統一されていなかったのが背景にあった。もんじゅの向和夫所長は「公表すべき事象ではないと考えた」、広報担当の瀬戸口啓一・もんじゅ運営管理室長は「後の会見で知らせようと思った」と異なる見解を示した。

 10日夜には制御棒操作でミスが発生。電力会社からの出向で、もんじゅの制御棒を初めて動かした運転員が方法を熟知していなかった。制御棒は3種類あり、操作方法も異なる。ミスのあった制御棒は全挿入の4ミリ手前からゆっくり落ちるため、最後にボタンを長押しする必要がある。だが操作マニュアルにその記載はなく、運転員は知らなかった。

 もんじゅを運転する発電課員は70人。うち、ナトリウム事故前の経験者は14人にとどまる。原子力機構は制御棒のシミュレーターを使った訓練を未経験者にさせ、「経験は十分積ませた」と自信をみせていた。しかし実際の動き方は違った。

 ◇国・地元、不信感募らせ

 運転再開した6日の会見で、原子力機構の岡崎俊雄理事長は「透明性を確保し、地元の信頼をいただける運営を目指したい」と述べた。その言葉とは裏腹のドタバタに、国や地元自治体は不信感を募らせている。

 7日午後4時ごろ、東京・霞が関の経産省別館にある原子力安全・保安院長室を、岡崎理事長が訪ねた。再開を感謝する岡崎理事長を、寺坂信昭院長は「しっかりやらないと、これまでのことが台無しになりますよ」と厳しくいさめた。保安院幹部も「お礼を言っている場合か、と返り討ちにした形だ」と振り返る。

 原子力機構を所管し、もんじゅ計画を推進する立場の文部科学省。8日の臨界に現地で立ち会った中川正春副文科相は12日会見し、「構造的欠陥も含め、徹底的な原因究明が必要だ」と述べた。

 地元からも厳しい注文がついた。敦賀市の河瀬一治市長は7日の定例会見で「ささいな情報でも出すことが情報公開の基本。(原子力機構は)地に足がついていない」と指摘する。

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